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ビモータ db1 1986 年式
車検
17年2月
走行
10,617Km
備考
長さ
1960mm
680mm
高さ
1070mm
重量
170kg
排気量
750cc

取材日 2004年 10月 31日

ビモータといえばこのdb1。ビモータの経営難を救ったことでも有名です。
ドカティのパンタレーシングをベースに独自のシャシーでイタリア選手権や世界TTF2選手権の上位を走っていたGPM。
GPMパンタレーサーのシャシーを担当していたのが、フェデリコ・マルティーニ氏です。ビモータの設計主任として就任後、db1が第1作目として市販されました。
フルカバーのデザインも斬新でインパクトがあり、そのデザインワークとマルティーニの思想が詰まったシャシーが生み出すハンドリングに魅了されて爆発的なセールスを記録しました。

フレームは、クロモリ鋼パイプを用いたトラスフレーム。クランクケースにスイングアームピポッドを持つタイプの吊り下げ型となっています。
フレーム単体重量が5.5Kgと非常に軽いフレームはビモータならではの匠の技といえるでしょう。
一見普通に見えるスイングアームも、コの字型部材を張りあわせた凝った作りになっています。

現オーナーさんが約9,000Kmで購入。(平成16年2月)
主にツーリングに使用しています。

取材車のエンジンは、ドカティLツイン750F1の3型パンタ系エンジン。ビックバルブヘッドの76馬力で乾式クラッチとなっています。(プラグは細いタイプのD7ESorD8ES)
アンダーカウルはパワーハウス製のエアインテークが付いているタイプに変更、熱対策でアンダーを外す必要はありません。
マフラーもアンダーカウルに合わせた物に交換されています。

db1で頭を悩ますバッテリー放電問題ですが、リアカウル内にドライタイプのバッテリーを置いてあるので、充電が必要な場合でも簡単に充電ができ安心です。また、バッテリーコードにはキルスイッチを追加してありますので、保管中はOFFにする事で放電が防止できます。

ブレーキとクラッチのマスターシリンダーが交換されています。
クラッチは非常に軽いです。(女性でもOK)
リアショックも純正以外に変更されています。
シート面はウレタンからバックスキンタイプに変更。

外装は年式相応ですが、エンジンを含む走りは完調で、アイドリングもあり、取材時もセル1発でLツインサウンドが響き渡りました。

タイヤの山も充分にあるので、乗り出しにお金はかからないでしょう。

車両は東京都にありました。
個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。


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